JOURNAL
ご挨拶
2020/07/22
みなさま、はじめまして。
私はミッドフットシューズ開発担当の岡田と申します。
ようやくMIDFOOTのブランドサイトを立ち上げることが出来ました。
今までは卸売がメインでエンドユーザーの方と繋がる機会がほとんど無く、私の靴をどんな気持ちで履いて頂いているのか、知る由もありませんでした。
でも稀に取引先のお店で靴を購入されたお客様から直接お電話を頂くことがあります。そこでお褒めのお言葉や厳しいご意見を頂戴する事があり、生のお客様とのつながりに気付かされ、このサイトを作ろうと考えました。私はここを靴の販売だけでなく多くのお客様とのコミュニケーションの場として広めていきたいと思っています。
今回はブランドサイトを立ち上げて初めての書き込みなので、シューズ開発のきっかけを簡単にお話したいと思います。
MIDFOOTを立ち上げたきっかけはある大学の先生の想いからです。
それは歩く事に億劫になっている高齢の方に普通に歩けることの素晴らしさ、楽しさを伝えたい。そして正しい歩き方で自分自身の足の健康を意識して欲しい事でした。
私は今まで靴に対してはデザインや履き心地をメインに考え、人の歩き方についてあまり疑問を感じることはありませんでした。だから先生が話す『現代の靴の歩き方は高齢にはとても辛くなる』という話もいまいちピンと来なかった事を今でも覚えています。
私はまだ年齢も若く、歩く事に何の悩みもありません。
歩く事なんてあたりまえに出来る事で、深く考えないし、意識もしないのが正直なところです。でも先生の考えを具現化したこのシューズを履いた時は、普通に歩ける私でも明らかに変化が出た事を感じることが出来ました。プロトタイプの靴だったので今の製品ほど完成度は高くなかったですが、その明らかな違いが歩き方の変化だと感じ、この瞬間に先生の言いたい事が私に伝わりました。
今の製品が販売されて今年で2年になります。
私はこの靴を履き続けています。でも最初は『仕事』として履いていました。
ですが毎日履いているうちその歩きやすさに愛着が湧き、最近では週末にウォーキングをするようになりました。景色がゆっくり流れる時間が開放的で気持ちよく、今ではインスタでその記録をアップする事が楽しみになっています。健康の為に歩く事も大事ですが、私は『歩く事は楽しい』という事をこの靴を通じて多くの方に伝わればいいなと思っています。
まだ生まれたてのシューズブランドですがどうぞよろしくお願い致します。